今年一年を振り返って
今年は新型コロナウィルス一色の一年でしたね。
アベノマスクに始まり、3密、テレワーク、ソーシャルディスタンス、ニューノーマルなどコロナ関連の新語・流行語がたくさん生まれました。
外出が制限されると感染者は減少しますが、経済が落ち込み、制限を緩和すると第2波、第3波と感染者が増加してしまい、先が見えない一年間でした。
そんな中、私にとってニューノーマル(新しい日常)が3つできました。
①一つはZoomによるリモート会議です。
私はこれまで毎週、複数の経営者とホテルでミーティングをしていました。
新型コロナの影響で対面でのミーティングができなくなり、Zoomによるリモート会議になりました。
リモートと対面は一長一短ですが、回を重ねるごとにリモートに対する抵抗はなくなり、個別の商談やプライベートのZoom飲み会にも使えるようになりました。
それぞれシチュエーションに合わせて使い分けると便利ですね。
②二つ目は通販の利用です。
アマゾンや楽天、ヤフーなどいろんなサイトがあり、コロナまえから利用はしてましたが、ここ最近回数が増えました。
ネットから簡単に注文、支払い、配達ができ、これからも利用が増えそうです。
③三つ目はPayPay(ペイペイ)などのスマホ決済サービスの利用です。
現金やカードでの支払いは店員さんとの受け渡しによる接触がありますが、スマホ決済は相手との接触がないので、衛生面でも安心です。
コロナまえから国が推し進めてましたが、コロナ禍で一気に加速したように思います。
新型コロナの影響で、否が応にも生活様式を変えざるを得ない状況下で、いろんな新しいサービスや商品が生まれ、そんな社会環境に順応していく人間の底力を感じた一年でした。
新型コロナが終息した時、この困難を乗り切った経験は大きな自信になります。
阪神淡路大震災や東日本大震災などの災害の後も、単に不幸な出来事として終わらせずに、社会全体がひとつ上のレベルに人間の意識を押し上げたような気がしました。
今回もそんな気がします。
さて、来年は丑年です。
牛は大変な農作業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「我慢」「これから発展する前触れ」というような年になると言われています。
来年はみんなでこの苦難を乗り切る一年にしたいものですね!
2020年12月