家庭での感染対策 換気について
4月に入り桜が一斉に咲き誇り、穏やかな春がやってきました。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で入学式やイベントの開催が自粛され、いつもと違って静かな新年度を迎えています。
終息の兆しがみえない不安はありますが、一人一人ができる予防対策をしっかり行い、乗り切っていきたいものです。
仕事上での打ち合わせも、対面を避けズームやベルフェイスなどのオンライン対応を迫られています。
ウェブに疎い私にとってはついていくのが大変ですが、これを機にテレワークやウェブミーティングが増えていきそうです。
新型コロナの感染3条件は
①換気が悪く密閉②人が密集③近距離での会話です。
それぞれの対策として
①2方向の換気をする②互いの距離を1~2mとる。③せきエチケット、マスクをする。などがあげられます。
今回は換気についてお話ししますね。
換気の種類は自然換気を含め4つありますが、一般の家庭では第3種換気といってイラストのような換気方式をとってます。
トイレや浴室の換気扇、またはキッチンのレンジフードで排気します。
重要なのは排気した分の外の空気を室内に取り込む吸気口です。吸気(給気)レジスターとも言います。
この吸気口が閉まっていては、いくら換気扇が回っていても空気の入れ替えができません。
吸気口を閉じたままで換気扇を回して玄関のドアが開けづらくなったことがあると思います。
吸気口の中にフィルターがありますが、人でいうマスクの役割を果たしています。
外気の埃や花粉を室内に持ち込まないよう、フィルターを定期的に清掃する必要があります。
吸気口がない場合は、窓を少し開け、網戸とレースのカーテンをしておくとフィルターの代わりになりますが、こまめに掃除をしないと埃が室内に浮遊します。
新型コロナウィルスの終息はしばらく先になりそうですが、自分でできる予防は怠らないようにします。
2020年4月