介護保険住宅改修について
9月に入りましたが、まだまだ蒸し暑い日が続きますね。
私は少々夏バテ気味ですが、体調管理に気を付けて、この夏を乗り切りたいと思います!
今回は助成金制度を利用したリフォームについてお話しします。
「介護保険住宅改修」ってご存知ですか?
要介護認定を受けていれば住宅の手すりの取付けや段差の解消などの工事費用の7~9割が介護保険から支給されます。
支給限度額が20万円なので、最大支給額は9割の18万円になります。
たとえば20万円のバリアフリー工事が2~6万円の自己負担ですみます。
介護保険住宅改修でできる工事は次の6項目です。
- 手すりの取付け
- 段差の解消
- 滑りの防止のための床材料の変更
- 引き戸への扉の取替え
- 和式から洋式便器への取替え
- 上記の工事に付帯して必要な工事
それ以外の工事でも、それぞれの市によって異なりますが、支給額30万円までの「住宅改造助成」の制度があります。
この制度は介護保険住宅改修と併用できるので合わせて最大48万円までの助成が受けることができます。
たとえば、システムバスの取替えリフォームの場合、介護保険住宅改修で上記の①~④までの項目を改善できます。
また、浴槽出入りのまたぎを楽にするための浴槽取替えは住宅改造助成の対象となるので、2つの制度を合わせて浴室リフォームで26万円の助成を受けた例もあります。
助成制度の対象にはなりませんが、ヒートショックを軽減する浴室断熱や暖房乾燥機。家事軽減のお掃除ラクラク機能。
光熱費軽減の魔法びん浴槽や節水シャワーなどいろんな機能があります。
助成金の制度を利用すれば、家計にやさしいリフォームが可能です。
お風呂は高齢者だけでなく、家族みんなが毎日使うものだけに、快適な空間にしたいですね。
2019年9月