防犯対策について。泥棒の苦手な4つのこと
梅雨に入ってスッキリしない天気が続きますね。
でも、きびしい夏の暑さを向かえる前の雨の日は何となくこころ落ち着きます。
話は変わって今月のトピックは住宅の防犯についてです。
泥棒の嫌いなもの、苦手なものってご存知ですか?
4つあります。
★一つ目は“時間”です。
侵入に5分以上の時間がかかると6割の泥棒が侵入をあきらめると言われています。
つまり、玄関ドアの鍵をツーロック(写真①)にしたり、窓に格子を付けて侵入に5分以上かかりそうだと泥棒もあきらめてしまいます。最近ではドアのボタンを押すだけのタッチキーや、ケータイやカードをかざすだけで施錠ができるリフォーム商品もあります。
★二つ目は“目”(まわりからの視線)です。
道路から視線を遮るフェンスや植栽は一旦泥棒が敷地内に潜入すると身を隠す格好の場所になります。
木々の剪定をしたり、中の様子が分かるフェンス(写真②③)にして死角がないかチェックしましょう。
また、知らない人が歩いていたら、声をかけ挨拶をすると泥棒は顔を憶えられたと思って犯行に及びにくくなる抑止効果もあります。
地域ぐるみで行えば、防犯意識の高い地域として泥棒も避けて通ります。
★三つ目は“光”です。
侵入しようとした時に、急に光が当てられると、その場で犯行をあきらめます。
人感センサー照明やパトライトが効果的です。
★四つ目は“音”です。
侵入時に大きな音が発せられると、その瞬間に犯行をあきらめます。
侵入手口で最も多いのは「ガラス破り」ですが、その対策として窓ガラスに簡単に貼り付けるガラスアラーム(写真④)という商品があります。
また、家のまわりの人の気配を音で知らせる、砂利を敷き詰めるのも効果的です。
“時間・目・光・音”の四つのキーワードで防犯チェックをしてみてはいかがでしょうか?