冬の結露にお困りの方へ
冬になるとお部屋の結露が気になりますよね。
特にマンションの北側洋室はクロスに黒カビが発生してしまい、何とかならないかとのご相談を受けることがあります。
結露は木造住宅よりも気密性の高いマンションで多く発生し、北風が直接当たる上階では毎朝水滴を拭き取るのが日課になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
対策としては窓を2重サッシにしたり、通気性や吸放湿機能のあるクロスに張り替えたりしますが、完全には解消しません。
根本的に解決するには壁面に厚さ35mm~45mmの発砲ポリスチレンの断熱材を取付け(写真上)厚さ9mmのボードでおさえてクロスを貼ります。
この施工方法は国交省の定める高い断熱性能の省エネ対策等級4の仕様です。
そこまでやれば結露はなくなりますが、大がかりになって費用がかかってしまします。
そんな時、エルシート(写真中)という断熱材を知り先日施工しました。
エルシートは厚さ3.5mmのクッション性のある断熱シートでボードとクロスの間に貼ります。
結露のひどい個所にはそのシートを2枚重ねえて張れば断熱の効果がより発揮されます。
施工方法も簡単で一般のクロスを張る要領で工事ができます。(写真下)
製造会社(大阪の日晶工業)の話では九州での採用はStep技建が初めてとの事です。
しかし、九州以北での実績がすでにあるので結露防止の効果に期待しています。
寒い冬は結露だけでなく、いろんなお困りごとがあります。
寒波による給水管や給湯器の凍結破損。日常の事では浴槽に断熱機能がなく追炊きを何度もする、そもそも追炊き機能が付いてなくて困っている、などなど。
解決方法はあります!皆さんのお困りごとを教えてください。
そして一緒に解決していきましょう。