寒くなりました
寒さも本格的になってきましたね。皆さんはどのような暖房器具をお使いですか?
エアコンやストーブが一般的だと思いますが、温風が不快に感じたり足元が寒かったりとなかなか快適にはいきませんよね。
そんな中、LDKの床が傷んで抜けそうなのでリフォームをしてほしいとの問い合わせがありました。
ひどい底冷えに困ってらっしゃったので、床下に断熱材を敷き詰めると共に床暖房の提案をさせていただきました。
床暖房には電気式と温水式があります。電気式はシート状のヒーターを床板の下に敷いて発熱します。
温水式は60℃のお湯を床下のパイプ(下の写真の温水マット)に通して温めます。お湯はガス給湯器や電気を使用したエコキュートでお湯を作ります。
床暖房の特徴は足元から輻射熱で暖めるので底冷えがなくなり暖まり方にムラがなくなります。また、風が出ないので乾燥しすぎずホコリが舞いません。
温水式か電気式かの選定はイニシャルコスト(設置工事費)やランニングコスト(光熱費)、ライフスタイルによって変わってきます。
今回は高齢の方が一日の大半をリビングで過ごされるとの事でガスの温水式をお勧めしました。
工事は下の写真の手順で行いました。工期は16畳で10日間ほどかかりました。
床暖房は直ぐには暖まらないのでタイマーをセットして起床する前に暖めておくか、または最初だけエアコンで暖房をしますが、後は床暖房だけで十分快適に過ごせます。
陽だまりのようなぬくもりにお客様も大満足でした!